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通勤で毎日乗るならどの車か
年15,000kmで計算し直すと12台が順位を上げる

2026-09-30更新読了時間:約4分
この記事の結論
通勤で毎日乗ると、走行距離は年15,000km前後になります。この距離で50台を計算し直すと、12台が順位を上げ、13台が下げました。いちばん上げたのはトヨタ カローラクロスの26位→23位。距離が8,000kmから15,000kmに増えたときの増え方がいちばん小さいのは日産 サクラで、7年で22万円しか増えません。

通勤で使う車を選ぶときに要るのは、「安い車ランキング」ではなく「距離を走っても増えにくい車」です。車両価格・税・保険・車検は走っても増えません。増えるのは燃料代だけなので、距離が伸びるほど燃費のよい車が順位を上げます。ここでは年8,000kmで計算した順位と、年15,000kmで計算し直した順位を並べ、どの車が順位を上げたかを見ます。年15,000kmは、片道20kmを週5日走ったときのおよその距離です。

距離が伸びて順位を上げた車

12台が順位を上げました。上位はトヨタ カローラクロス(26位→23位)、トヨタ アクア(11位→9位)、ホンダ フィット(12位→10位)。
車種燃費年8,000kmの順位年15,000kmの順位動き年15,000kmでの総額
トヨタ カローラクロス26km/L26位23位↑3453万円
トヨタ アクア35km/L11位9位↑2350万円
ホンダ フィット29km/L12位10位↑2360万円
ダイハツ ロッキー28km/L15位13位↑2370万円
トヨタ ヴォクシー23km/L32位30位↑2508万円
日産 ノート29km/L16位15位↑1382万円
日産 サクラ7.2km/kWh17位16位↑1397万円
トヨタ シエンタ28km/L21位20位↑1425万円
ホンダ ステップワゴン20km/L33位32位↑1518万円
トヨタ RAV420km/L39位38位↑1565万円
トヨタ クラウン22km/L42位41位↑1630万円
BMW 3シリーズ15km/L48位47位↑1797万円

上げた車に共通するのは燃費です。トヨタ カローラクロスが26km/L、トヨタ アクアが35km/L、ホンダ フィットが29km/Lで、50台の真ん中(20前後)を上回ります。距離が年7,000km増えると、燃費が2倍ちがう車の間では7年で43万円ほどの差がつきます。

順位を下げた車

13台が順位を下げました。下げ幅が大きいのはスズキ ジムニー(14位→17位)、マツダ MAZDA2(9位→11位)、トヨタ ルーミー(10位→12位)。
車種燃費年8,000kmの順位年15,000kmの順位動き増えた額
スズキ ジムニー13km/L14位17位↓366万円
マツダ MAZDA220km/L9位11位↓243万円
トヨタ ルーミー20km/L10位12位↓243万円
マツダ ロードスター17km/L31位33位↓250万円
スズキ ソリオ22km/L13位14位↓139万円
トヨタ カローラ25km/L20位21位↓134万円
スバル インプレッサ17km/L23位24位↓150万円
マツダ CX-3016km/L24位25位↓154万円
マツダ MAZDA316km/L25位26位↓154万円
日産 セレナ20km/L30位31位↓143万円

下げた車は、買値が安い一方で燃費が伸びないものが目立ちます。年8,000kmなら買値の安さで勝てますが、年15,000kmでは燃料代が積み上がって追い抜かれます。通勤で使うかどうかで、買っていい車が変わるということです。

距離が増えても増えにくい車

年8,000kmから年15,000kmに増やしたとき、7年の総額がいくら増えるかを並べました。最小は日産 サクラの22万円、最大はトヨタ ランドクルーザーの95万円です。
車種燃費増える額(7年)年あたり年15,000kmでの総額1kmあたり
日産 サクラ7.2km/kWh22万円31,111円397万円37.8円
テスラ モデル37km/kWh22万円32,000円660万円62.8円
日産 アリア6.8km/kWh23万円32,941円671万円63.9円
トヨタ ヤリス36km/L24万円34,028円327万円31.2円
テスラ モデルY6.5km/kWh24万円34,462円731万円69.6円
トヨタ アクア35km/L25万円35,000円350万円33.4円
トヨタ bZ4X6.4km/kWh25万円35,000円732万円69.8円
日産 リーフ6.2km/kWh25万円36,129円476万円45.3円
トヨタ ヤリスクロス30km/L29万円40,833円407万円38.8円
ホンダ フィット29km/L30万円42,241円360万円34.3円
日産 ノート29km/L30万円42,241円382万円36.4円
ダイハツ ロッキー28km/L31万円43,750円370万円35.3円

増える額が小さい順に並べると、電気自動車とハイブリッドが上に来ます。電気代はガソリンより単価が低く、ハイブリッドは同じ距離で使う燃料が少ないためです。ただし増えにくいことと、総額が安いことは別です。増える額が最小の日産 サクラの総額は397万円で、年15,000kmでの1位(スズキ ワゴンR、275万円)とは122万円の差があります。通勤距離が長いほど前者が効いてきますが、逆転するかどうかは距離しだいです。

自分の通勤距離で計算する

片道の距離×2×勤務日数を走行距離に入れると、この記事の順位が自分の条件に変わります。車種を選べば、その車の価格・燃費・自動車税が入った状態から始められます。

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よくある質問

通勤で使うならどの車がいいですか?+
年15,000kmで計算すると、7年総額がいちばん小さいのはスズキ ワゴンRの275万円です。ただし距離が伸びるほど燃費が効くので、もっと走るなら順位は変わります。
距離が増えて順位を上げたのはどの車ですか?+
トヨタ カローラクロス(26位→23位)、トヨタ アクア(11位→9位)、ホンダ フィット(12位→10位)、ダイハツ ロッキー(15位→13位)、トヨタ ヴォクシー(32位→30位)などです。いずれも燃費が50台の真ん中を上回ります。
走る距離が増えると総額はどれくらい増えますか?+
年8,000kmから年15,000kmに増やすと、7年で22万〜95万円増えます。増えるのは燃料代だけで、税・保険・車検・車両価格は変わりません。
年15,000kmというのはどれくらい走る人ですか?+
片道20kmを週5日走ると、往復40km×週5日×約50週で年10,000km前後。これに休日の移動が加わると年15,000km前後になります。
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