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車検費用は1回60,000〜115,000円
動かせない法定費用と、下げられる整備代を分ける

2026-09-30更新読了時間:約4分
この記事の結論
車検は1回60,000〜115,000円が目安(法定費用+基本整備)。新車は3年目が初回で、その後は2年ごとです。7年乗るなら3回・合計180,000〜345,000円。
費用の半分ほどは法律で決まっていて動かせません。動くのは整備の中身と工賃だけなので、出す先を変えて下げられる幅は1回あたり2〜4万円ほどです。
13年を超えると重量税が上がります。ただしハイブリッド車と電気自動車は対象外で、上がりません。

車検は2年に1回まとめて来るので高く感じますが、中身を分けると「動かせない税金・保険」と「動かせる整備代」に分かれます。安くする話は、後者にしか効きません。ここでは車格ごとの目安と、下げられる幅、13年を超えたときに何が変わるかを出します。

車格ごとの目安

重くなるほど重量税が上がるので、車検も上がります。軽と大型車では1回55,000円の差です。
車格車検1回(目安)7年で3回年あたり月あたりの積み立て台数
軽自動車60,000円180,000円25,714円2,143円7台
小型車90,000円270,000円38,571円3,214円14台
中型車100,000円300,000円42,857円3,571円13台
大型車115,000円345,000円49,286円4,107円10台
電気自動車90,000円270,000円38,571円3,214円6台

車検を「たまに来る大きな出費」と見ると身構えますが、月あたりに割ると2,143〜4,107円です。毎月それだけ積んでおけば、車検の年に慌てずに済みます。なお初回は3年目なので、新車を買ってから最初の車検までは2年半以上あります。その間に積んでおける額を考えると、初回はむしろ楽なほうです。

動かせない費用と、動かせる費用

法定費用(重量税・自賠責・印紙代)はどこに出しても同じ額です。差が出るのは基本料と整備の部分だけです。
項目軽自動車普通車(1.5t以下)動かせるか
自動車重量税(2年)6,600円24,600円動かせない。車重と年式で決まる
自賠責保険料(24か月)約17,540円約17,650円動かせない
印紙代・証紙代約1,800円約2,300円動かせない
法定費用の小計約26,000円約45,000円どこに出しても同じ
基本料(検査・代行)1〜3万円1〜4万円出す先で変わる
整備・部品交換0〜5万円以上0〜8万円以上中身を選べる

※ 法定費用は2026年9月時点の一般的な額です。エコカー減税の対象車、13年超・18年超の車は重量税が変わります。

このサイトの計算では、車検を軽自動車60,000円・小型車90,000円・中型車100,000円・大型車115,000円・電気自動車90,000円として置いています。法定費用に基本整備を足した相場です。ここから下げられるのは基本料と整備の部分だけなので、現実的な下げ幅は1回2〜4万円、7年で6〜12万円ほどになります。

どこに出すかで何が変わるか

法定費用は同じなので、変わるのは基本料・整備の範囲・預ける時間です。
出す先基本料の目安整備の範囲預ける時間向いている人
ディーラー3〜5万円予防整備まで広い1〜3日新しい車。保証やリコール対応をまとめたい人
整備工場2〜4万円相談して決められる1〜2日整備の中身を自分で選びたい人
カー用品店1.5〜3万円必要最低限が中心数時間〜1日費用を抑えたい人
ガソリンスタンド1.5〜3万円必要最低限数時間〜1日近さと早さを優先する人
ユーザー車検0円(印紙代のみ)自分で点検半日+準備整備を自分でできる人

金額だけならユーザー車検がいちばん安く、法定費用だけで通ります。ただし検査に通ることと、安全に乗れることは別です。2年ぶんの消耗を自分で見られないなら、その差額は保険料だと考えたほうがいいはずです。現実的な選び方は、新車から最初の1〜2回はディーラー、それ以降は整備工場という形で、保証が切れるタイミングに合わせる方法です。

13年を超えると何が変わるか

ガソリン車は自動車税がおよそ15%(軽は20%)、重量税も上がります。ハイブリッド車と電気自動車は、どちらも対象外で上がりません。
車の種類13年目まで13年超差(年あたり)
マツダ MAZDA2(ガソリン)の自動車税30,500円35,000円+4,500円
トヨタ アルファード(ハイブリッド)の自動車税43,500円43,500円変わらない
軽自動車税10,800円12,900円+2,100円
重量税(ガソリン・普通車1.5t以下、2年)24,600円34,200円+4,800円
重量税(ハイブリッド・電気自動車)—変わらない—

「13年を超えると維持費が跳ね上がる」と言われますが、ガソリン車で年に4,500円+車検1回あたり数千円です。年に1万円前後というのが実際のところで、買い替えの理由としては小さい額です。買い替えを考える本当の理由は、その頃から増える修理費のほうです。そしてハイブリッドと電気自動車はこの重課そのものが無いので、長く乗るつもりならここも判断材料になります。

出す前にやっておくと安くなること

車検で高くつくのは、その場で見つかった交換です。先に自分で見ておけば、言い値にならずに済みます。
見るところ見方交換の目安自分でやった場合
タイヤの溝1.6mm未満は車検に通らない4本で3〜10万円ネット購入+持ち込みで2〜4割安い
ワイパーゴムすじが残る・びびる2本で2,000〜5,000円数百円の部品で自分で交換できる
バッテリー3年以上・エンジンのかかりが鈍い1〜3万円ネット購入で半額近くになる
ブレーキパッド残量。キーッと鳴り始めたら交換2〜5万円自分では難しい。見積もりを比べる
ライトの球切れ全部点くか見る数百〜数千円自分で替えられる車種が多い
発煙筒の期限有効期限が切れていると通らない数百円カー用品店で買える

車検の見積もりで「これも替えておきましょう」と言われる項目の多くは、上の表に入っています。事前に自分で見て、替えるものを決めてから持ち込むと、その場で判断を迫られずに済みます。タイヤとバッテリーは金額が大きいので、必要だと分かっているなら先に自分で買って持ち込むだけで数万円変わります。ただし持ち込みを断る店や、工賃を上乗せする店もあるので先に聞いてください。

車検を含めた総額を計算する

車検の額を自分が出している店の金額に置き換えると、7年の総額がその場で出ます。車種を選ぶと車格に応じた目安が入ります。

総額シミュレーションで計算する →

よくある質問

車検費用はいくらが相場ですか?+
法定費用+基本整備で1回60,000〜115,000円が目安です。軽自動車で60,000円、普通車で90,000〜115,000円。部品交換が重なるとこれより上振れします。
車検はどこに出すといちばん安いですか?+
法定費用(約2.6万〜4.5万円)はどこに出しても同じです。差が出るのは基本料と整備の部分で、ディーラーと整備工場で1回2〜4万円ほど変わります。ユーザー車検なら法定費用だけで通りますが、点検は自分で行うことになります。
13年を超えると車検費用は上がりますか?+
ガソリン車は重量税が上がり、自動車税もおよそ15%(軽は20%)重くなります。合わせて年1万円前後です。<strong>ハイブリッド車と電気自動車は対象外</strong>で、上がりません。
新車の初回車検はいつですか?+
3年目です。その後は2年ごとなので、7年乗るなら3年目・5年目・7年目の3回になります。月あたりに割ると2,143〜4,107円の積み立てです。
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